クサフグ

種名
クサフグ    
Takifugu niphobles (Jordan and Snyder,1901 )
綱名硬骨魚綱 
Osteichthyes
目名フグ目 
Tetraodontiformes
科名フグ科 
Tetraodontidae
属名トラフグ属 
Takifugu
食味・危険食味 ▲ 危険 ▲中毒 
■テトロドトキシン(ふぐ毒)あり。卵巣・肝臓・腸は猛毒、皮膚は強毒、筋肉と精巣は弱毒。よく
釣れるポピュラーな魚だが、小型であり毒が強く食用には向かない。
■ふぐ毒は産地や季節により変わる、また同定が難しいし交雑魚も多く報告されており実際の
毒性はわからないことが多い。危ないので素人料理はやめよう。
食味レビュー
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分布■青森県〜沖縄、東シナ海。朝鮮半島南部。汽水域を好む。
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参照コモンフグ
地方名
■Puffer 英語 (パファー。フグ科の英語)
■河豚・鰒 漢字 (フグ科の漢字。中国には毒の弱い淡水フグがいて、これを賞味した。豚ほ
ど美味しい魚ということで河豚になったという。鰒もフグをさすが、中国ではアワビをさすし、日
本でもアワビかトコブシをさすことが多いので注意。フグの語源は諸説あるが定説はない)
特徴

体長は10〜25cm程度。テトロドトキシン(フグ毒)が含まれる。毒性が強く、内臓と皮に含まれ
る為、食用には向かないが筋肉は他の部位と比べて毒性が弱いので、食べることができる(食
べ過ぎると毒が致死量に達する為注意が必要)。肝臓、腸、卵巣は特に毒性が強い。
皮膚は、背中は暗緑褐色で丸い小白点があり、腹面は白く、胸鰭上部と背鰭の付け根には黒
色斑がある。小さな棘もある。
分布は、青森から沖縄までの沿岸、朝鮮半島南部、中国大陸南部など。浅い岩礁・砂地(特に
汽水域)に多く生息する。
泳ぎ方は他のフグ科の魚と同じく、胸鰭、尻鰭、背鰭を羽ばたくようにして泳ぐ。素早くは泳げ
ないのも他のフグ科の魚と同様。

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